性依存症の原因(性欲ではありません)

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問題行動の原因は何なのか?

ここまで、加害者が射精・勃起を伴わない点から、問題行動がしたくなる原因は性欲ではないということを説明しました。

そして、問題行動を行うと、脳科学的にはドーパミンが分泌され、心理学的には自己重要感等が高まります。

さて、問題行動の背景(図の?部分)にあるものは何でしょうか?

そのまま考えると、「ドーパミン・自己重要感が欲しい」状態です。

これを短くまとめますと…

?に入るのは「ネガティブな感情」です。具体的には、うつ、不安、孤独感、ストレス、イライラ、退屈などが該当します。これらのネガティブな感情に対処するために問題行動をしていたのです。

ドーパミンのような快楽物質が分泌されれば、手っ取り早くネガティブな感情から逃れることができます。問題行動をすることで、抱えているネガティブな感情が心理学的に解決する場合もあります。例えば、孤独で仕方がないときに犯罪という形であれ女性とつながれたら、悦びを感じてしまうかもしれません。不安なときも、憂鬱な時も、問題行動をすることで気分を晴らして対処しているのです。とても不健全な対処法と言わざるを得ません。

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