問題行動で得られるのはドーパミンや自己重要感
性的な問題行動をしているときは、常にドーパミンがでてドキドキしている状態になります。研ぎ澄まされた感じ、自分が偉くなった感じ、日常が忘れられる感じ、爽快な感じと色々な表現がありますが、とても気持ちがいいのです。いけないことをしているというスリルと重なり、病みつきになるような快楽を得ることができます。
また、性的な問題行動ができる自分というのに陶酔しています。自分は他の人にはできないようなことができるという自己重要感を味わえます。以前と比べて大胆になこともできるという成長が感じられたりしているのかもしれません。
これはセックス依存症・風俗依存症についても言えると思います。最初は数多くの女性とセックスしたいという性的な欲求が背景にあるとは思います。もちろん射精も伴います。しかし、次第に繰り返していくうちに性的な欲求を満たす(射精する)目的ではなくなってきます。セックス依存症は本質的にはエスカレートした乱暴なセックスがしたい、あるいは自分が求められているのを確認することで自己重要感を上げたいのです。射精をしたいのとは異なっていると感じます。
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