罠1:「仕方なかった」
不幸にもパートナーに浮気をされたらみなさんはどうしますか?
一つの選択肢として…
別れれば、解決です。
「パートナーを許すことができないし、仮に一緒に頑張っていったとしても様々な問題に直面すると思うから別れます。」と言ってしまえばいいのです。
しかし、別れないケースも存在します。
どんな場合でしょうか?
それは、当たり前ですが、パートナーと一緒にいる方が自分にとって利益がある場合です。簡単に言うと、関係を継続した方が得な場合です。
子供の問題、家の問題、お金の問題、親族関係など色々な事情で別れることができないと言う方もいるかもしれませんが、それを含めての話です。
様々な事情を考慮しても、関係を継続した方が得と自分で判断したからなのです。
繰り返しいいます。
自分で”判断”したからなのです。
よく考えてみて下さい。
その人と別れられないという理由は本当にあるでしょうか。どんな事情があっても、別れることは可能ではないでしょうか。そもそも、縁を切ることができない関係というのは、この世で親子関係しかありません。
くどいようですが、パートナーとの関係継続は自分で”判断”したということなのです。
「〇〇だから仕方なく交際を続けているんだ」という反論は反論になっていないのです。
以上のことから、パートナーとの関係を語る上での罠1は「仕方なかった」です。
正確に言うと、「仕方なくて別れられなかった」です。
これは、関係の継続に関して、「自分は判断していない」という態度をとることです。
ここで、責任と無責任という言葉について考えていきましょう。どういう定義になるでしょうか。
自分の人生に対する責任をとるということは、主体性を持つということです。主体性のある人は、自分の行動が周りの状況からではなく、自分の選択によって決まるということを理解しています。そして、自分の行動に責任をとり、状況や環境のせいにしようとはしません。
パートナーとの関係を継続すると決めたにも関わらず、「仕方なかった」と語っていては前に進めません。
関係を継続すると決めたのは「自らの価値観に基づく選択」と捉えることから始めましょう。
何かパートナーとの人間関係でネガティブな感情がでてきたとしても「自分で決めたのだから…」と考えるようになれると良いですね。
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