「浮気された苦しみ」とどう向き合うか

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このブログの読み方

不幸にもパートナーに浮気をされてしまったらみなさんはどうしますか?

悲しみの5段階」というものがあります。ドイツの精神科医であるキューブラー・ロスが提唱した悲しみを受容する際に皆が経験する精神プロセスのことです。「①否認、②怒り、③取引、④抑うつ、⑤受容」の5段階です。

悲しみの5段階
  1. 否認とは、「これは間違いなのではないか」と事実を疑うことです。
  2. 怒りとは、自分自身、パートナー、世の中、パートナーの相手など何かの対象に怒ることです。
  3. 取引とは、神様などにお願いをすることです。「時間を巻き戻したい」などです。
  4. 抑うつとは、現状を受け入れつつありますが、自分自身が暗く落ち込んだ気持ちになることです。
  5. 受容とは、現状を受け入れて、少しずつ日常生活を取り戻せる段階です。

もし、今この文章を読んでいるあなたが、不幸にもパートナーに浮気をされてしまった方であれば、自分がどの段階にあるのか考えてみてください。きっと色々な段階の方がいることでしょう。そして、「受容」以外の段階にあなたがいる場合は、自分自身の感情を整理するというよりは、ゆっくりとその段階の感情を噛みしめる時期なのかもしれません。全てが嘘だと思いたいとき、むしょうに怒りたいとき、神様にお願いしたくなるとき、何も考えられないとき、そんなときは、ゆっくり穏やかに過ごしてください。

このブログは、あなたの感情に目を向けて、整理をオススメする内容です。「受容」以外の段階の場合は、今はゆっくりおやすみいただき、少ししてからこのブログに戻ってきていただけると嬉しいです。

ところで、悲しみの5段階はあくまで悲しみを受容する精神プロセスのことです。浮気というのは不貞行為であり非難されるべきものですから、悲しみの他に、処罰したい感情・怒り、さらには復讐したい感情なども生じているかもしれません。悲しみや怒りといった複数の感情が入り混じってごちゃごちゃと渦の中に閉じ込められたような状況に陥る場合もあるでしょう。つまり、冷静になれない時もあるのだと思います。

ここからは、あなたが冷静に自分自身の感情に向き合うことができるという前提で書いていきます。もしも、あなたが、複数の感情が入り混じって混乱しているという場合は、このブログを読む時期ではないのだと思います。ゆっくりと穏やかな時間をすごして、冷静になってからこのブログに帰ってきていただけると嬉しいです。

それでははじめていきます。

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