依存症は遺伝する

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遺伝を知り、対策を立てる

遺伝子操作というのはできないので、遺伝的な要素に関して議論しても仕方がないという意見もあると思う。

一方で、こんな遺伝子があると聞くと「これ絶対自分にもあるだろう」と覚悟することができる。

そうすると、例えば、遺伝子の50%を共有する自分の子供にどう指導していけばいいかヒントが得られる(依存症になりやすいから、違法薬物とかアルコールとか注意させることもできる)。

また、自分の遺伝子を知る(推測する)ことは、自分の人生がどうなりやすいかを予測し、舵取りをしやすくすることができる。

今回紹介したD2R2遺伝子はドーパミンが分泌されても快感が得られにくいという特徴があり、執着気質、完璧主義といった特徴をもたらす。

対策としては、スローキャリアを選択し、「あせらず、30%できればよし」と自分に言う。完璧主義を適応するのは好きなことに限定し、他は大雑把になる。完全にできるかにとらわれず、とりあえず行動してみる。といったアドバイスを自分自身にしてみるのも悪くないだろう。

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