人を見ていると、2種類に分けられるのではないかと思います。
- 生きずらさを抱えて、それを原動力に生きている人
- 生きずらさを手放す人
前者の人生はどんな感じなのか。
生きずらさを、芸術や仕事に昇華させることで、大成功を収めるひともいれば、空回りをすることも。
そのような人は、「人にどう見られるか」を気にします。芸能人・社長など。
だいたい、ブランド品を持っています。
後者の人生はどんな感じか。
質素倹約。ミニマリズム。無欲。
「人にどう見られるか」を手放します。僧侶・ホームレスなど。
顕示的消費がないので、ブランド品とは無縁です。
皆さんは、どちらの人生がいいですか?
ある程度、生まれながらの向き不向きのようなものがあると思います。
小学生~中学生の頃に「目立ちたくて何かを頑張った」という人は、前者でしょう。
スポーツ、勉強、おしゃれなど。
しかし、思春期には「人に比べて何かが秀でている」ということが必要なようですから、
どのような人にも、優越性の追求はありそうです。
しかし、小学生~中学生の頃に「別に平均でいいや」「私は私らしく」「過去の自分より成長できているから良し」という考え方の人がいたら、後者の人生になりそうですね。
どちらの人生が楽なのかというと、後者の人生でしょう。
心の問題を抱えにくいと思います。
しかし、面白い人生はどちらかというと、前者だと私は思います。波乱万丈になっちゃうかもしれませんが、何もない人生よりは面白いはずです。
私は前者の人生になりそうですし、なっている自覚があります。
このブログ自体が、私の「生きにくさを昇華したもの」なのだと思います…
しかし、後者の人生も大いに参考にしています。
洋服や靴などは、かなりシンプルになってすっきりしました。
結局は、自分とは違うスタイルの人生もあるので、その要素を少しだけ取り入れるといいんじゃないかと思いますね。
自分のスタイルを突き進むと、「極端」になってしまうリスクがありますから。
皆さんは、どちらの傾向がありますか?
ちなみに、前者の波乱万丈な人生が表現されている小説として、私は「グレートギャッツビー」を思い浮かべます。村上春樹さんが翻訳しています。
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