健全な方法で「シックス・ヒューマン・ニーズ」を得る
先ほど挙げたように、性犯罪者は方法・手段が間違っていました。
求めていたのはみんなと同じ「シックス・ヒューマン・ニーズ」でしたが、方法が非合法的で被害者を生んでしまいます。
どうすれば、健全な方法で「シックス・ヒューマン・ニーズ」を満たせるかが今後の治療の鍵となってきます。
みなさんならどう考えますか?
これは各自が答えを出していかなければなりません。
正解はないのですが、一応、私の中での個人的な答えを書いていきます。
①安定感:穏やかな彼女との生活、仕事での定期的な収入と適切な家計管理
②不安定感:将来的には起業(開業)してチャレンジしたい
③重要感:専門的な知識を生かしてプロフェッショナルとして働きたい
④愛とつながり:彼女・親・仲間を大切にする
⑤成長:読書や対話を通して知識を増やしたい、仕事上の知識を勉強して増やしたい
⑥貢献:仕事でクライアントの役に立つ、彼女や母親・仲間を支える
上記には含まれませんが、スポーツ・芸術を楽しむことや、何かの大会に出場してみることはとてもいいことだと思います。
また、一度性犯罪をしてしまったのは確かに人生の汚点ではありますが、回復してその経験を役立てるという道もあると思います。
ダルクや犯罪者・受刑者の支援を行っている団体に勤務したり、保護司になる道もあります。
さらには、勉強して医療系の国家資格を取得し、依存症関連の医療に携わるのもいいと思います。