「グッドライフモデル」と「シックス・ヒューマン・ニーズ」

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シックス・ヒューマン・ニーズ

では、「良いもの(グッド)」とは具体的に何なのでしょう。

そもそも、我々は何がグッドなのでしょう?

この答となるのが、シックス・ヒューマン・ニーズです。

起業家でコーチングでも有名なピーター・セージは著書「自分を超える法」でこう述べています。

人の行動の裏にある真の動機を、たまねぎの皮一枚一枚むくようにつきつめていくと、それはたいてい次の6つの理由「シックス・ヒューマン・ニーズ」のどれかにあてはまります。

安定感:安定したいというニーズ

不安定感:変化が欲しいというニーズ

重要感:価値ある存在でありたい、自分は特別でありたいというニーズ

愛とつながり:愛されたい、誰かとつながりを持ちたいというニーズ

成長:成長したいというニーズ

貢献:何かに貢献したいというニーズ

ピーター・セージ「自分を超える法」ダイヤモンド社

「シックス・ヒューマン・ニーズ」は上図のような関係です。

「重要感」と「愛とつながり」は相反するニーズです。

ブランド物の服を着たい(重要感)と、みんなとおそろいのユニホームを着たい(愛とつながり)が相反するというのが良い例だと思います。

性の話題で言えば、SM関係のサディスト側で相手を支配する悦びに耽溺する(重要感)のか、対等な関係で相手を思いやりながら愛の営みをする(愛とつながり)のでは得られる感情が正反対ですね。

また、「安定感」と「不安定感」も相反するニーズです。

会社員として身の安全を確保したい(安定感)と、起業・独立・開業などにチャレンジしたい(不安定感)が相反するというのが良い例だと思います。

性の話題で言えば、いつも接しているパートナーと穏やかに過ごす(安定感)のか、初めて出会ったセクシーな異性とドキドキしながら過ごす(不安定感)のでは得られる感情が正反対ですよね。