自己愛性パーソナリティー障害と向き合う①

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私は自己愛性パーソナリティー障害です。

このパーソナリティー障害には、

  • 限りない成功の空想
  • 優れていると認められ、賞賛されることを望む
  • 特権意識
  • 他人を利用する(搾取)

といった特徴があります。

自己愛性パーソナリティー障害は様々な形で生きにくさを生みます。

対人関係の障害

一つ目が対人関係の障害です。傲慢に見られてしまう傾向にあります。

自慢が多いからです。

対人関係を円滑にし、生きやすい人生にするためには、自慢しないというのが大切になってきます。

(もしかしたら、このブログにも私の自慢が散りばめられているかもしれません。私はこんなに回復しているんだ、私はこんなに勉強しているんだ、など…)

傷つきやすさ

自己愛性パーソナリティー障害の人は、自己愛の傷つきには人一倍敏感です。

ひきこもりや鬱になる人もいます。深すぎる傷を負ったときは、専門の医療機関に相談する勇気を持つことが大切です。

奮起して努力をすることで困難を乗り越える人もいます。自己愛の軽い傷は、努力を通して修復することができます。一般的に努力というのはいい言葉なのですが、過度な努力を行う人は、背景には傷つきやすさが隠れているかもしれません。

努力については、本人が学業やスポーツなどで成果を得ることにつながるときもありますから、一概に否定するものではありません。しかし、スローライフ・自給自足のような生活が、自己愛性パーソナリティー障害の克服にはいいのかもしれません。

成功することで特権意識が育まれる

自己愛性パーソナリティー障害の興味深い点が、もともと特権意識があるところに、努力を重ねて成功することで地位や立場があがり、特権意識がますます育まれるというところです。

簡単な話、努力して、成果を出して、調子に乗る、というわけです。

そうなると、倫理的に逸脱した行為(非合法的で過度な利益追求など)を平気でしたりしてしまいます。

もともとあった、共感の欠如や搾取的な考え方が、非倫理的・非合法的な行為に拍車をかけてしまいます。

この辺りの特権意識・共感の欠如・搾取的な考え方などが性と結びつくと、セックス依存症や性犯罪、ナンパ依存などに走ってしまうのではないかと私は考察しています。

では、どのように対策すればいいのか?

私は、自己愛を満たすための過度な努力を禁ずるのが良いと思うのです。

他者貢献のために自分の能力を磨くのは結構だと思います(ノブレス・オブリージュが大切だと思います)。

利己的になってしまうのが、良くないと思うのです。

だがしかし、人間はどこまで行っても利己的です。自分の得することをやるようにできています。

いやはや、難しいですね。

さいごに

自己愛性パーソナリティー障害との向き合い方については、○○していくべきだという風に決めつけるのではなく(決めつけは考えることの放棄にほかなりません)、今後も自分の人生のテーマだと思って検討を続けたいと思います。

そういう意味で、タイトルに自己愛性パーソナリティー障害と向き合う”①”と数字をふりました。

また、検討をしたら、ブログでご紹介したいと思います。

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