今日は精神科でのデイケアがあった。
その時の講義で、「幸せの基礎体温」という話があった。
依存症になりやすい人はどういう人か?という問いの答えとして、
幸せを感じにくい人
というのが答えなのだそうだが、そういう風に幸せの感じ方には個人差があるのだそうだ。
それを「幸せの基礎体温」と院長は表現していた。
実に分かりやすい表現だなと感心した。
私はこれを聞いて、自分は幸せの基礎体温が低いなと思った。
私は、ナイーブで、内向的な性格だ。
幸せの基礎体温を下げる要素を考えてみた。
- 上方比較(自分より上にあるものと比較して、自らを卑下すること)
- 恥(なんらかの比較の基準にもとづく劣位の感情)
- 後悔(してしまった事について、後から悔やむこと)
- 不安(対象のない恐れの感情)
この4つが思いついた。
これをしてしまうと、幸せからは遠ざかるだろう。不幸まっしぐらといってもいいかもしれない。
上手い方法で、これらに対抗できないだろうか。
対抗できれば、私たちは幸せになることができる。
なかなか、この答はすぐにはでてこないが、「自分の今持っているもの、今ある環境に注目して、無いものねだりをしない」というのはとても大切なことだと思っている。
他には、ニーバーの祈りというのも、幸せになることができるエッセンスを含んでいると感じる。
神様、私にお与えください。
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを。
変えられるものは変えていく勇気を。
そして、二つのものを見分ける賢さを。
色々と考えながら、幸せの基礎体温を上げる努力をしていきたい。
コメント