「調子の悪いときは悪いなりに、自分のペースを冷静に的確につかんで、その範囲でなんとかベストを尽くしてやっていくというのも、大事な能力才能のひとつであろうと思う。そんなに無理をしないで、首をすくめてこつこつしのいでやっていれば、そのうちにまた少しずつ調子は戻ってくるのだから。」
上に書いたのは、村上春樹さんの言葉です。
深く共感しました。
自転車は走っていないと倒れてしまいますが、人生も似たようなもんじゃないのかな、と最近は考えています。
大人になると、立ち止まれません。
心の調子が悪くても、仕事をやめるわけにはいきませんし、育児もやめられません。
それぞれが、自分の役割を手放すことはできないのです。
じゃあどうすればいいのか。
ゆっくり走りながら、自分の調子を取り戻していく。
できるのはこれだけだと思うのです。
辛いときは、ペースを落として、前に進み続ける。
そんな風に生きていきたいと思っています。
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