「非社会性パーソナリティ障害」と合わせて考える
ICD-10では性依存症患者については「非社会性パーソナリティ障害」と合わせて考える必要があるとして、6点の特徴をあげています。
- 人を人としてみない。冷淡で無関心。理系に多い。
- ルールを守らない
- 持続的な人間関係を構築できない。ことに男女関係。
- ストレスに弱い
- 罪悪感がない
- 正当化する。自分は悪くない。
この部分には非常に共感しました。私は人の痛みに無頓着で、道路交通法の違反も多く、親友もいません。ストレスに弱く、罪悪感も薄いです。私は自分自身が非社会性パーソナリティ障害の典型例なんだと痛感しました。
きっと、社会に迷惑をかけることなく生活ができていれば、社会貢献できていたのではないかと思います。私の人格が悪いのではなくて、自分自身との付き合い方が問題だったのかなと今では反省しています。
今後は、自分の特徴を理解して、自分自身と上手に向き合いたいです。たとえば、人間関係を構築することが苦手なので、意図的に積極的に話しかけるようにしてみたり、相手の名前を忘れないようにメモをとるなど自分のできることをしていきたいです。
最後に
本書は性依存患者としては、「性依存とはこういうもんだ」という大まかな枠組みが提示されているので非常に勉強になると思います。精神疾患の一つとしての性依存、社会問題の一つとしての性依存を学ぶことができます。
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