問題行動をするときの私の認知のゆがみ

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問題行動をするときは、認知のゆがみがあります。

有名なのは、「痴漢されて喜ぶ女性がいる」とか、「こんなミニスカートを履いているからいけないんだ」などでしょうか。

私の場合、認知のゆがみというか、考え方みたいなもので、

「次こそは理想のシチュエーションになるのではないか」という期待や希望をもって問題行動を続けていたことがあります。

そうでもしないと、気持ちが萎えてしまうので、自分を鼓舞する感じでしたね。

「今やめてしまったら、もったいない」とも思っていました。

もしかしたら、ギャンブル依存症の方に近い考えだったかもしれません。

損失回避ともいいますが、

「今やめてしまって、次にあたりが来たら、悔しい」という気持ちは多くの人にあります。

その損失回避はとても大きなエネルギーなので、その考え方を問題行動に持ち込んでしまうと厄介なのです。

問題行動に耽溺しているときは、視野狭窄の状態なので、

問題行動を続けたときのデメリットなんて考えが及びませんから、

事態はますます悪くなっていきます。

結局は、問題行動のデメリット(逮捕や破産など)を見定めることが難しくなってしまい、

「次こそは来るんじゃないか」

といった状態でスタンバイすることになります。

そのスタンバイを経て、理想のシチュエーションになってしまうと、大胆な問題行動に手を染めてしまうのだと思います。

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