依存症治療を受けて、1年9か月になります。
日常生活で、性的な関心が出てくることもありますが、だいぶその頻度も減ってきました。
渇望のようなものが出てきても、
「これで最後はこれが最初」
「耐性が生じて、逮捕されるまでエスカレートする」
「私が手に入れたいものはなに?」
など、色々な言葉が思い浮かんできて、問題行動をすることはありません。
以前の自分と違うことはたくさんあるのですが、
知識
がまず違います。
依存症の講義もたくさん受けましたし、本もたくさん読みました。
あとは、
友達
が違います。
精神科で、多くの良い出会いがありました。登山に行ったり、食事に行ったりする関係です。
また、
充実感
も日々あります。毎日日記を書くようになり、今日できたことを思い返すのがとても楽しいです。
育児、仕事、自己啓発、ミニマリストを目指す、など日々目標があり充実しています。
色々変わったことがはあるのですが、やはり知識がついたのが大きいと思います。
ところで、問題行動の直前である渇望には、下のように対応するといいと思います。
- 渇望が出てしまうことを受け入れること
- 渇望と向き合い、時間稼ぎをすること
- 現実的な考え方、賢い考え方をすること
私の場合は、
「また渇望が出てきた。やっぱり依存症は治らないなぁ」
と諦めに似た感情が湧き、
「今まで通り、やることをやろう」
と考えて、「ストップ」と小声で言います。
そのあとは、このブログの最初にある通り、
「これで最後はこれが最初」
「耐性が生じて、逮捕されるまでエスカレートする」
「私が手に入れたいものはなに?」
などの自己質問をして、現実的な考え方をするようにしてから、その場を立ち去ります。
依存症治療の最初の頃とはずいぶん違う自分がいるので、かなり成長できたのではないかと自負しています。
しかし、こういう油断している時が一番危ないのでしょうから、ルールをこれまで通り守る安全な生活を続けたいと思います。
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