認知というのは、
物事があったときに、どう考えるかです。
例えば、悪い出来事があったときに、
「罰が当たった」
「準備不足だった」
「これは試練だ」
「ピンチはチャンス」
「最悪だ。終わりだ。」
いろいろな認知の人がいるでしょう。
認知行動療法を受けていくと、
複数の認知を持てるようになります。
そして、自分に都合のいい認知を選択できるようになります。
そうすると、生きやすくなります。
先ほどの例でいうと、
罰が当たったは、宗教的な考え方だと思いますが、何か大きいものの存在にゆだねてしまうと楽になれる人がいるかもしれません。逆に、能動的な人生にはならないかもしれません。
準備不足だったというのは、自分を責めてしまうので落ち込んでしまうかもしれませんが、次の失敗する確率を減らしてくれるかもしれません。
ピンチはチャンス・試練というようにとらえると、勇気が湧いてくるかもしれません。
「最悪だ」というのは白黒思考といって、認知のゆがみです。実際は最悪ではなくて、「そこそこ悪い」くらいで済んでいることが大半です。
私だったら、「ピンチはチャンス」とポジティブにとらえて自分を鼓舞しますかね。
こんな感じで、認知行動療法は結構面白いです。
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