否認

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自分が依存症であると認めないこと。

依存症の人は誰もが持っている心理。

「自分は依存症ではない」「自分には問題はない」と問題を全く認めないことだけではなく、「確かに問題はあるが、やめようと思えばいつでもやめられる」「依存症だと思うが、それほど重症ではない」などと考えるのも、問題を実際よりも軽く考えているという点で、否認であるといえます。

ほかにも「仕事を頑張ったのだからこれくらいしてもいい」などと、欲求をコントロールできないことをほかの原因に求めたり、「やりたいことをやって逮捕されるなら本望だ」「どうせ止めてもいいことはない」などと、最初からあきらめてしまうのもよく見られる否認です。

否認は、自分が深刻な状況にあるということから身を守るための心理的な防衛機制の一種と考えられ、依存症の人は誰でも多かれ少なかれ否認があるものです。しかし否認は問題の解決を妨げるものであり、否認を克服していくことが依存症の回復のプロセスそのものともいえます。

コメント

  1. 不良聖徒(ナル)neo より:

    耳が痛いです。