Twitterでこんな投稿があった。
「病気になったことに本人の責任はなく、
病気を治す努力をすることが、責任をとっていることになる」
という主張だ。
当事者としては、擁護してもらっている感じがしてありがたいと思う。
とくに、「病気になってしまうことに、本人の責任はない」という言葉には救われる。
一方で、このツイートは、あまりにも依存症当事者に優しすぎるメッセージとも感じる。(ツイートの作者が、病気に寄り添う精神科医であるからかもしれないが)
確かに、依存症当事者としては、治療を受けることが責任だとは思う。
しかし、治療を受けることは責任を取ることの「必要条件」であり、「十分条件」ではないと思っている。
治療を受けているから他のことはしなくてもいいんだ、ではないと思う。
治療を受けることに加え、プラスアルファが必要だろう。
具体的には、どうすればいいのか、私はまだ正解が出せずにいる。
他者貢献かもしれないし、被害者感情に寄り添うことかもしれない。人間関係の構築かもしれない。
プラスアルファの部分が何なのかは、その人次第だろう。
「責任」というのは実に難しい。
しかし、「責任をとろうと努力すること」はできるのではないかと思う。
そういう努力を私は続けたい。
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