精神科の処方薬を飲むのが怖かった

スポンサーリンク

ふと思い出したのですが、私は精神科の薬を内服するのに抵抗がありました。

一年半前から精神科で治療を開始しましたが、最初は処方薬の内服を渋っていましたね。

一言で言えば、怖かったのです。

自分が変わってしまうのではないかというのが怖かったのです。

頭の回転が遅くなったらどうしようとか、今ある自分の良いところが消えてしまったらどうしようとか、そんなことを考えていましたね。

しかし、根本的には性依存症を治したいと思って通院していたわけです。

主治医の提案も無下にできません。

私は葛藤していたのですが、

主治医「どうして飲みたくないんですか?」

私「自分が変わってしまうのが怖いんです」

主治医「変わるためにここにきているんじゃないんですか?

この言葉に、私はハッとさせられました。

確かに、私は変わるために来ているし、変わらなければいけないです。

それを、気付かせてくれました。

その言葉をきっかけに、私は薬を飲むようになりました。

そして、あとから気が付くのですが、

当時、私は無意識で「ギリギリセーフ」とおもっていましたし、「このままで大丈夫」とも思っていました。

さらに、「問題行動をバレない範囲で続けていきたい」とも思っていました。

「助けてくれー」と精神科の門を叩いたわけですが、内心では「別に今のままでも大丈夫なんじゃないか」と油断していたのです。

これこそまさに否認の状態でしたね。

ということで、1種類ですけど私は精神科の薬を今でも飲んでいます。

今でもやはり、精神科の病気で通院していることや、精神科の薬を飲んでいることに対して「恥ずかしさ」「うしろめたさ」のようなものがあります。

おくすり手帳を精神科の隣接薬局以外で見せるのは抵抗があります。

予防接種の問診表に「現在治療中の病気、内服薬」の欄がありますが、「特になし」と書いてしまっています。

私は恥ずかしいし隠したい、そんな気持ちで精神科の医療と向き合っているのです。

ちなみに、飲み薬は、全然効いている感じもなく、よくわからないまま飲んでいます。

体感として感じられる変化はないです。

しかし、副作用があるわけでもなく、そんなに高い薬でもないのでデメリットも特にありません。

だから、一年半、毎日欠かさず飲み続けています。

私は、2年問題行動をしなかったら、この薬を飲むのをやめてみたいという気持ちがあります。

どちらかというと、薬に頼らない自分というのに憧れますし、なんとなく、ナチュラルな自分になりたいと言いますか、人工物・化学薬品を入れたくない自分がいます。

2年間立った時に、また薬については色々と考えたいと思います。

それでは今日はこの辺で。

コメント