そこそこ優秀な人は、進化したいけれども、進化するのが下手なのだそうです。
そこそこ優秀な人はポテンシャルが高いので、ある程度の成功をおさめます。(ある程度、というのがポイントです)
そうすると、いわゆる「安全地帯」がまあまあ広いわけですし、その「安全地帯」の中にいればそれなりに快適なわけですから、「安全地帯」から出ようとしません。
変わりたくない気持ちや怖さも「安全地帯」から出るのを阻むでしょう。
しかし、そこそこ優秀な人というのは、他人を羨ましく思う気持ちもあるし、向上心もあります。現状には満足できません。
つまり、あなたが進化できなくて悩んでいるのは、あなたがそこそこ優秀だからかもしれません。
進化したければ、「安全地帯」から出る必要があるので、
「自分は何のために生まれてきたのか」
「自分が手に入れたい結果は何か」
という哲学的な問いを発することが大切なようです。
あと、全く逆の発想で、職を転々としたり、常に落ち着かない人生を歩んでいる人は、優秀ではない(容量が悪い?)のかもしれません。
「安全地帯」がない状態なので、常に居場所をもとめてさまようことになります。
そういう人は、まず「安全地帯」を作ることが大切です。生きていく上での知識やスキルの習得が必要だと思います。
また、向上心がなく、自分の安全地帯に居座る人がいます。
「もうこのまま動かないぞ」という状態です。
これは、向上心がないと言ってしまえばネガティブに聞こえますが、一種の「あがり」の状態で、メンタルは相当安定していると思います。
他人との比較をしていないから、向上心が必要ないのでしょう。
都会を離れて田舎暮らしする人はこんな感じのメンタルなのかもしれません。
自分の存在、自分の居場所に満足できるというのはとても素敵なことだと思います。
「安全地帯」をキーワードに色々と考えてみると面白いですね。
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