たとえ話
いきなり、たとえ話で恐縮だが、あなた学生で、とある運動部に所属しているとしよう。
その部活のとある部員が
①退部して、別の部活に入りたいと言ってきたとき
②別の部活にも入って、兼部したいと言ってきたとき
あなたはどう思うだろうか。
嫌な思いをするひともいるだろう。どうして他に行くの?と。
それはきっと自分の部活動がつまらないと思われた悲しみだろう。選ばれなかった悲しみというのもあるし、他の部活と比較されて負けたような印象をもつかもしれない。
また、兼部すると、我々の部活に注ぐエネルギーが減るのではないかという懸念もある。全力で取り組んでもらわないと困るという理論を勝手に作ってしまうのだろう。
つまり、自己重要感が満たされないから嫌な気持ちなのではないか。自分の部活をないがしろにされた怒り、自分の部活を一番に見て欲しいのに見てくれない悲しみなのだろう。
一方で、嫌な思いを抱かない人もいる。
そうか、この部活よりも、あの部活の方が君には合っているかもな!と相手に理解を示してあげる場合である。
そもそも、相手の立場に立ってみたら、退部や兼部はそこまで不適切な言動ではなく、その人なりに最適な行動をとろうという合理的な判断であると納得できることが多いだろう。
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