どうコミュニケーションをとるべきか
まずは、ネガティブな感情を表出してもらいましょう。
話がしやすい環境・状況を設定し、相手の思うままに感情を表出してもらうのです。
ここでの注意が、「口を挟まないこと」。
相手が話している間は、無言でうなずくか、「うん、うん」と相槌を入れるくらいにしましょう。
口をはさみたくなってしまうこともあるでしょう。
反論したくなることもあるでしょう。
それはグッと我慢です。
悪いのは自分です。自分の行動に責任は取らなければなりません。
そもそも、仲を良くしようとおもって会話を始めたのに、怒ってしまったら本来の目的はどこへ行ってしまったの?という感じです。
そして、感情を表出してもらったら、「もしかしたら、こんな迷惑もかけてしまったのではないかな?」と自分なりに彼女・妻にかけてしまったであろう迷惑を考えて伝えてみましょう。
自分で考えた迷惑が当たっているか、はずれているかはわかりません。
しかし、「相手の気持ちを考えている」ということは伝わります。
大事なことなので、もう一度書きます。
「相手の気持ちを考えている」ということは伝わります。
それは、きっと彼女・妻にとって最も嬉しいことなのだと思います。
彼女・妻は「彼氏・夫が性的な問題行動をしていた」という問題を一人で抱えて悩んでいます。
当事者が共感的に接することで、それが「私たちの問題」に変わります。
すくなくとも、一人で悩まなければいけない、孤独で寂しい問題ではなくなります。
さいごに
とくに、お互いが言い争ってしまう、ときどき爆発して怒ってしまうというご家庭があれば、ぜひ今回の記事を参考にコミュニケーションをとってみてください。
今回の記事が何かのお役に立てれば嬉しいです。