禁止されることを実行する快感
自分への厳しい声かけが無意味である理由の一つが、禁止されること自体に潜む快感・魅力である。
「これをしたらやばい」というのが、スリル、高揚感、ドキドキ、背徳感などのなんともたまらない要素を形成してしまう。
前回の「不倫」がそうであったように、だれかに「やめなよ」といわれることや、社会通念上、「やってはいけない」といわれていることを実行してしまうのが快感なのだ。
性犯罪であっても、不特定多数との交際であっても、乱暴なセックスであっても例外ではなく、禁止されていること・やってはいけないことをやっているという快感がたまらないはずである。
なので、「やめろ」「このままだとまずいぞ」というような自分への声掛けは全く意味がないのである。
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