自分の問題行動をやめさせる自分への声かけ

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依存症を徹底的に肯定する

前回の不倫の例のように依存症を徹底的に肯定するのが正解だ。

ただし、前回とは違って、ただ単に「いいね」と褒めるだけでは不十分で、「依存症によって自分が何を手に入れていたか」をしっかりと勉強しなければいけない。

お時間のある方は、下のブログの、「性犯罪で得ていたのは何か」という部分を参考にしてほしい。

①安定感、②不安定感、③重要感、④愛とつながり、⑤成長、⑥貢献

というシックス・ヒューマン・ニーズがあったが、そのどれを自分が得ていたのか考える。

もしかしたら複数の感情を問題行動から得ていたのかもしれない。

そして、ここで大切なのは、

「日常生活では得られなかった成長感、重要感、不安定感などを問題行動で得ていたんだね。本人なりに懸命に生きていたんじゃないかな?仕方なかったんだよ」という優しい声かけを自分に対してすることである。

すると、どうだろうか。

不思議なことに、「うん。仕方なかった。」とはならない。

心の中で思っていた罪悪感や本音が出てくることが多い。

「いやでもね、罪悪感があったよ」

「いつかはやめなきゃいけないってずっと思ってた」

「結婚したり、彼女ができたりすればやめられるんじゃないかって悩んでいた。何かのきっかけでやめられたらいいなと思っていたんだ。」

「問題行動をしている自分は大嫌い。」

といった本音が出てくることが多い。

悪人になりたくて、なっている人はいないのだ。

心を痛めながら、依存症の問題行動を繰り返している。

その心を痛めてきた部分が、適切な自分への声掛けで浮き彫りになってくる。

問題行動をやめ続けるためには、自分への適切な声掛けをして、自分の罪悪感や本音と向き合っていくことが大切だ。

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