大切な人の問題行動をやめさせるための声掛け

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下のブログにも書いたが、大切な人が依存症の問題行動を起こしてしまっているときに、サポーターはどう声掛けをしたらいいのだろうか?

(下のリンク先のブログは5000文字くらいの超大作なので、時間がたっぷりあるときにでも読んでみてください。基本的に読まずに今日のブログだけを読んでいただければと思います。)

実に難しい問題だ。

色々と方針はあると思う。

  • 叱責する
  • 距離をとる
  • 優しく接する
  • サポーター自身の抱く感情を吐露する(「悲しい」「ムカつく」とか)

どれが正解と単純に言える問題でもないと思っている。

個人的には、

①底つきを経験させるために距離をとる

②本人が何でも話せるように、共感的態度で接する

のどちらかがいいのだと思う。

本人が「俺は病気じゃない」「自助グループや病院に行くほどじゃない」と言い張っている場合は、共感的に接するよりは、少し厳しい対応かもしれないけれど、突き放した方がいい。底つきを経験させるために、縁を切っても(縁を切るふりをしても)いいだろう。

逆に、自信喪失していたり、罪悪感が強いような依存症者の場合は、共感的に接した方がいいと思う。そういう人は、依存症の本を読んだり、積極的に治療に取り組んだりと熱心だ。一方で、自己肯定感が低いので、ささいなことで自信をなくしたり、「どうせダメなんだ」と思ったりして、治療がうまくいかないことが多い印象がある。治療が順調に進むように、サポーターは共感してあげるといいのではないか。

逆に、よくやってしまいがちだと思うけれど、

相手のことを正そうとか、

相手のことを言い負かそう、論破しようとか、

相手を否定する言葉をいうサポーターも多い。

それは、目的が、「自分が正しいことの証明」になっていないだろうか。

そして、それをしてしまうと、依存症者のなかに残る感情は、

「理解してもらえなかった」

という悲しい感情だ。

もっと悪化すると、お互いが、「自分のことを分かってほしい」という状態でせめぎ合うこともある。

会話をよくキャッチボールと表現することもあるけれど、どちらも相手のボールをキャッチする気がなく、「投げ合い」になってしまうことがよくある。それも剛速球で。それがまさに、「お互いが、自分のことを分かってほしい」という状態なのだろう。

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まとめると、

①底つきを経験させるために距離をとる

②本人が何でも話せるように、共感的態度で接する

のどちらかがいいと思う。

間違っても、依存症者を追い詰めて、逆効果になるような接し方はしないでいただきたいと思う。

多くの依存症者が回復できるように、多くのサポーターが幸せになれるように願っています。

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