「ずるいな」

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「ずるいな」という感情を抱いたことがある人は多いと思う。

自分にはないものを相手が持っていたり、

不公平に関じるときに、「ずるいな」と思うだろう。

わたしは、この「ずるいな」という感情を抱かないで済むようにしたいと思っている。

最近で言えば、上級国民という言葉が嫌われていた。

飯塚幸三さんが凄惨な交通事故を起こしたときに、逮捕されなかったから、国民が非難した。

県議会議員が議会中に寝ているというニュースもあった。高い給料をもらっておきながら、寝ているなんてけしからん、というコメントが多かった。

池袋交通事故に関しては、私が事故の被害者関係者ではないので、少なくとも実害は受けていない。飯塚被告が逮捕されて苦しめばいいのにという感情も湧いてこない。

県議会議員が寝ていたら、「議員が寝ているのに県の運営が行われているのは平和だ」と捉えることもできる。「寝ていて高い給料がもらえるのはいいな」という風に考えて、自分も県議会議員を目指してもいいかもしれない。

不公平を感じて、「ずるいな」と思ったときに、怒り・非難に向かってしまうのは良くないと思う。

もう少し冷静に考えるべきだし、外からの刺激にいちいち腹を立てているのは損だろう。

不公平というのは必ず存在する、という風に考えたり、

階級があるとしたら、自分も上の階級になってやると奮起してみるのがいいのではないだろうか。

たった一度の人生。「ずるい」といって、怒ってばかりいる人生にするのはもったいない。

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