あなたが、大切な人が依存症で困っていると感じるなら、サポートしてあげて欲しい。
被害者意識や不満は抱いてしまうのは仕方がないと思うが、うまく当事者には伝わらないように隠して欲しい。
これは私からの願いだ。
もちろん、依存症当事者の回復には波があるように、サポートする側にも波がある。
「夫を許したい自分」「夫の素敵なところを知っている自分」
vs
「夫を許せない自分」「被害者意識」「不平不満」
そういったものが、せめぎあっているという点で、「やりたい」「やりたくない」で揺れ動く依存症者の心理と似ているのかもしれない。
どうしても優しくなれない時があるはずだ。
そんな時に、このブログを思い出して欲しい。
「愛」だけは、絶対に忘れないで欲しい。
もしあなたが、被害者意識や不平不満を爆発させてしまったら、きっとあとで後悔することになるし、罪悪感を抱くだろう。
「本当は応援したいのに」と思いながら泣くときだってあるはずだ。
だけど、なかなか心の底から応援できない。
それが、サポーターのジレンマなのだと思う。
そのジレンマからの回復というのも、「愛」だ。
依存症の回復に必要なのも愛で、
サポーターの心の平穏に必要なのも愛。
「愛」だけは、絶対に忘れないで欲しい。
(つづく)
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