スリップという悪魔は言い訳を探している

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スリップするときに必要なのは「言い訳」です。

「〇〇だったから仕方なく」

「〇〇でストレスが溜まっていたから」

というふうに、みなさんスリップした時は言い訳があると思います。

しかし、スリップという悪魔の立場に立ってみれば、「言い訳」という餌が欲しいわけです。

食べたくてうずうずしています。

「あ、これは言い訳にできるぞ!」というものがあったら逃しません。

それくらいスリップという悪魔は目ざとくて執念深いです。

じゃあ、どうすればいいのか。

「言い訳」を提供しないことでしょう。

「これは言い訳に使えるな」と思ったら、一歩立ち止まって冷静な判断をすべきです。

スリップという悪魔の餌にしないために。

しかし、ここで難しいのが、あなたがスリップという悪魔を大切にしている時もあるということです。

つまり、スリップという悪魔に対して、餌である「言い訳」を自分から用意してしまう時もあるということです。

結局、我々はスリップのことが嫌いでもあり、好きでもあるのです。

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