依存症は「平和ボケ」なのだそうです。
衣食住が満たされていないと依存症になることはありません、と習いました。
たしかに、そんな気もします。
ところで、依存症の治療で、衣食住を満たさないようにする、ということはありません。
そんな治療は「虐待」に近いので、できません。
一方で、刑務所に入ることは、すくなくとも自由を奪われるので、依存症は軽快します。
興味は早く出所することや、刑務所内での待遇などでしょう。
そういう時には、依存症の問題行動はおろか、画策すらしないものです。
結局は、依存症治療の根本にある「平和ボケ」という状況を打破するためには、刑務所がそうであったように、「不自由」という側面が必要なのではないでしょうか。
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