引換券②

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以前、自分がお金依存になってしまっているという話をしました。

お金大好き、コスパ中毒というのは、

引換券を大量に所有して満足しているような、滑稽な状態ということを書きました。

そこでふと思ったのですが、

「依存症からの回復」にも同じことが言えるのではないでしょうか?

つまり、「依存症から遠ざかること」「問題行動をやめること」というのは手段であって目的ではないということです。

依存症をやめる=引換券

本当にやりたいこと=商品

という図式があるのではないでしょうか?

私の勝手な印象ですが、依存症は何かにハマると一時的に良くなります。

好きなものならなんでも良いです。遊びでも良いですし、仕事でも、なんでも良いです。

何かハマっている物事があると、それに対してお金や時間を使うようになるので、依存症は良くなります。

ただ、それもハマっているものに飽きてしまうと、効果は切れてしまいます。

依存症は再発してしまうでしょう。

私は、最近気がついたのですが、

「本当にやりたいこと」を見つけるのはすごく大事だと思います。

つまり、飽きることのない人生の目標ということです。

それは、複数の趣味や興味の集合体ともいえるかもしれませんが、

壮大な人生のミッション、自己実現なんて捉え方のひともいるかもしれません。

とにかく、どのような考え方でも構わないと思いますが、飽きることのない人生の目標というのがあると、人生はかどります。

人生の作戦を練る時に、ああしてこうして、と思案しますが、そこに依存症は出てきません。依存症は計画を妨げるだけですからね。

あくまで、私の個人的な考えですが、

人生の目標に「大切な人」というのが出てこないとキツいです(目標として弱いです)。

大切な人のために〇〇、大切な人と一緒に〇〇する

こういった目標は本当に強いです。

私も子供が生まれてから家族のつながりを強く感じます。ひしひしと感じます。

そういえば、海外の作家の本には、「愛する妻へ送ります」的な序文があることがありますが、まさにこれが私の言いたいことです。

とても簡単に言えば、

誰かのためなら頑張れる

ということです。

裏を返せば、

自分のためだけなら頑張れない

とも言えると思います。

一人で、孤独に、「依存症やめるぞー」とやってもあまりうまくいかなくて、

デイケアで仲間をつくるとか、家族を大事にするとか、そういった人間関係の構築と

そこからくる人生の目標というのが大切なんだと思います。

すごくえらそうな文章になってしまいました。

えらそうにすいません。

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