私には自己愛性パーソナリティーがある。
精神科の主治医に言われたときに、妙に納得した。
なんとなく、生きにくいなと思っていたから。
自分の生きにくさの原因に名前がついたことが嬉しかった。
心理学は自分に使うものらしい。
他人に使ってしまうと失礼である。
他人を指さして、お前はこうこうこうなんだから、こうなんだろう、と心理分析まがいのことをして勝手に決めつけてしまうのはとても失礼だ。
では、自分に使ってみよう、と思っても、これがなかなか難しい。
まずは、自分の感情や思考に目を向けてみる。
自動販売機にお金をいれて、どれにしようかという時はワクワクする。
その時に、売りきれている飲み物があると、逆にそれが欲しかったりする。
どうしてだろう。
なぜ、選択肢があるとワクワクして、制限されると制限されたものが欲しくなるんだろう。
これは一つのたとえ話だが、こんな風に日常のなかで感情や思考を見つけては、なぜなんだろう、と自問するようにしている。
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