セックス依存症の症状について(男性の場合)

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セックス依存症になっている男性の症状として、次のようなものがあります。

  • 大切な人(パートナー)と温かみのあるセックスができない
  • 不倫や乱交、SMなどの背徳感のあるセックスを好む
  • コンドームを使えない・使わない

大切な人(パートナー)と温かみのあるセックスができない

大切な人(パートナー)に対して、常に欲情して性的な興奮を覚える人は少ないでしょう。

いずれは、”慣れ”が生じ、ドキドキしなくなってきます。

それは、もともとの性的な渇望がドーパミンアドレナリンの分泌と関連しているのですが、

”慣れ”が生じると、幸せホルモンであるオキシトシンの分泌が促されるからです。

セックス依存症の場合は、過度にドーパミンやアドレナリンの分泌を求めている状態ですから、オキシトシンなどいらないのです。

したがって、気心知れた、慣れ親しんだパートナーとの愛情あるセックスというのができなくなってしまうのです。

不倫や乱交、SMなどの背徳感のあるセックスを好む

セックスに刺激を求め続けていると、以前と同様の行為をしても満足できなくなってきます。

より過激に、より強い刺激を求めてしまうのです。

「試しに○○してみようよ」などから始まって、エスカレートしていくでしょう。

苦かったコーヒーが飲めるようになり、やがてエスプレッソに手を出すように。

最初はサワーや酎ハイで満足していたのが、ウイスキーのロックを嗜むように。

力こぶができて満足していたのが、ムキムキのボディービルダーを目指すように。

ハイキングを楽しんでいたのが、命の危険のある山に挑むように。

好きなことは、どんどんエスカレートしていきます。”依存”といってもいいと思います。

それが、いい方向に行けば、「さかなクン」のようにある分野に精通した博識な人間になれたりしますが、

悪い方向にいけば、危険だったり、社会的に許されない方向に向かってしまいます。

セックスというのは、皆好きな行為ですから、エスカレートしやすいんだと思います。

コスプレとかそういう他人に迷惑をかけないものから、

不倫や乱交、SMなど社会的に逸脱した行為まで幅広いです。

何故かわかりませんが、セックス依存症の場合は、往々にして社会的に逸脱した行為にエスカレートしていることが多いです。

自傷としてのセックスが混じっているのかもしません。

明らかに、幸せになれない方向のセックスに耽溺するようになります。

コンドームを使えない・使わない

これは、本当に有名な話で、セックス依存症の男性は避妊ができません。

以下のような理由があると推察します。

  • 「安全ではないセックス」というのに陶酔している
  • 女性を征服したかのような感覚(支配欲が満たされる)
  • ゴムをしないことになれているせいで、コンドームをすると刺激が物足りない(射精障害)

まとめ

心当たりのある人は、是非、自分自身のセックスを見直してみてください。

幸せになれるのか、ただただドーパミンやアドレナリンをもとめているのか、自問してみてください。

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