最近、Daigoさんが炎上しました。
生活保護には価値がないという発言をしていましたね。
価値って何?という話にもなりそうですが、
端的に言うと、このような発言は優性思想という思想なのだそうです。
【優性思想】
身体的、精神的に秀でた能力を有する者の遺伝子を保護し、逆にこれらの能力に劣っている者の遺伝子を排除して、優秀な人類を後世に遺そうという思想。優生学の成果に立脚する。人種差別や障害者差別を理論的に正当化することになったといわれる。
私は、Daigoさんの話を聞いたときに、自分にもそのように考えてしまう側面があるというのを感じました。
私も、特権意識みたいなものがあり、自分は優れていると思いこむ傲慢さがないわけではありません。他人を蹴落とすのも何とも思わない、というような冷酷な側面もあると思っています。
だから、Daigoさんのことを非難できるような立場ではありません。
しかし、こんな私でも、このような優性思想の話を他人にしようとは思いません。ましてや、多くの人が見聞きするような状況で公開はしないですね。嫌われてしまうからです。
自分の、極端な発想というのは、胸にしまっておくべきだと思います。
結局、人間は、何かに不満を抱いたり、自分の利益にならない人を切り捨てる、という側面がないわけではないと思うのです。
きれいごとだけでは語れないと思うのです。
しかし、それを発言して、注目を浴びるというのは控えた方がいいのだろうと思います。
そうしたほうが、生きやすいです。
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