回復とはやめることではなくて、やめ続けることだ、と言われることがありますよね。
一時的にやめるのは簡単で、やめ続けることが難しんだ、と説かれることもあります。
これは、至極まっとうな意見ですが、どうしてやめ続けるのは難しいんでしょうか?
これは一つの考え方なのですが、「依存症の問題行動が生きる上での苦悩を軽減してくれていたから」だと思うのです。
つまり、ガス抜きになっていたということです。
そういう人は、急に問題行動をやめようとしても、長続きしません。
他にガス抜きの方法がないわけですからね。
つまり、やめ続けるためには、何か別の方法で苦悩を軽減していく(ガス抜きをする)か、苦悩が生まれないように生活を工夫する必要が出てくるわけです。
ガス抜きとなるような新しい趣味を作るのも良いと思いますが、気分の良くなる生活習慣を確立して苦悩が溜まらないようにするというのがオススメです。
朝早起きしてランキングした後に、家でコーヒーとサンドイッチでも食べて気分よく一日をスタートさせる、寝る前はアロマを焚く、長風呂に入る(炭酸水やレッドブルなんか風呂に持ち込んだりして)。こんな風に気分の上がる生活習慣を確立してみてはいかがでしょうか。
あとは、認知行動療法も有効です。
これは、ガス抜きをするというよりも、ガスが溜まらないようにする(苦悩を正面から受け取らずに逸らすイメージ?)という感じかもしれません。
それでは、今日はこの辺で。
今日のブログは自己治療仮説という考え方に基づいています。
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