底つき

スポンサーリンク

”底つき“という用語の確認と、底つきでの気晴らし方法について解説していきます。

底つきとは

どん底というのを精神科・心理学では底つき状態といいます。

たとえば、依存症が原因で人生を崩壊させてしまった場合などが底つき状態です。

大体の性依存症の方は、パートナーとの離別(離婚など)や、家族関係の悪化、失職などを経験しますし、犯罪として逮捕される場合は刑事罰も重くのしかかってきます。

まさに”人生のどん底”といえるような底つき状態は、依存症に自分が陥っているということを感じるために必要だと考えられています。

逆に、底つき状態を経験しなければ、「まだ大丈夫」「まだ自分は依存症じゃない」といった否認を繰り返すことでしょう。

一方で、自分は依存症で治療が必要だと気が付いてからは、底つき状態を脱することが大切です。そんな状況では気分が憂鬱になってしまうため、治療にも前向きに取り組めないからです。

前向きな姿勢になり、治療に取り組んでいくためにも、効果的な気晴らしをする必要があります。

”底つき状態での”気晴らし

以下の4系統の気晴らしが提唱されています。

4系統の気晴らし
  1. 運動系(筋トレ、ボクシング、ランニング、散歩)
  2. 音楽系(ピアノを弾く、音楽を聴く)
  3. 呼吸系(ヨガ、瞑想)
  4. 筆記系(日記、ブログ)

みなさんも、落ち込んでいるときなど、上記を参考に何かに取り組んでみてはいかがでしょうか。

コメント