以前、自分がお金依存になってしまっているという話をしました。
お金大好き、コスパ中毒というのは、
引換券を大量に所有して満足しているような、滑稽な状態ということを書きました。
そこでふと思ったのですが、
「依存症からの回復」にも同じことが言えるのではないでしょうか?
つまり、「依存症から遠ざかること」「問題行動をやめること」というのは手段であって目的ではないということです。
依存症をやめる=引換券
本当にやりたいこと=商品
という図式があるのではないでしょうか?
私の勝手な印象ですが、依存症は何かにハマると一時的に良くなります。
好きなものならなんでも良いです。遊びでも良いですし、仕事でも、なんでも良いです。
何かハマっている物事があると、それに対してお金や時間を使うようになるので、依存症は良くなります。
ただ、それもハマっているものに飽きてしまうと、効果は切れてしまいます。
依存症は再発してしまうでしょう。
私は、最近気がついたのですが、
「本当にやりたいこと」を見つけるのはすごく大事だと思います。
つまり、飽きることのない人生の目標ということです。
それは、複数の趣味や興味の集合体ともいえるかもしれませんが、
壮大な人生のミッション、自己実現なんて捉え方のひともいるかもしれません。
とにかく、どのような考え方でも構わないと思いますが、飽きることのない人生の目標というのがあると、人生はかどります。
人生の作戦を練る時に、ああしてこうして、と思案しますが、そこに依存症は出てきません。依存症は計画を妨げるだけですからね。
あくまで、私の個人的な考えですが、
人生の目標に「大切な人」というのが出てこないとキツいです(目標として弱いです)。
大切な人のために〇〇、大切な人と一緒に〇〇する
こういった目標は本当に強いです。
私も子供が生まれてから家族のつながりを強く感じます。ひしひしと感じます。
そういえば、海外の作家の本には、「愛する妻へ送ります」的な序文があることがありますが、まさにこれが私の言いたいことです。
とても簡単に言えば、
誰かのためなら頑張れる
ということです。
裏を返せば、
自分のためだけなら頑張れない
とも言えると思います。
一人で、孤独に、「依存症やめるぞー」とやってもあまりうまくいかなくて、
デイケアで仲間をつくるとか、家族を大事にするとか、そういった人間関係の構築と
そこからくる人生の目標というのが大切なんだと思います。
すごくえらそうな文章になってしまいました。
えらそうにすいません。
コメント