共依存からの脱却
共依存の場合は、相手をコントロールしたいという欲がつよいです。
共依存からの脱却のキーは境界線を自分でしっかり引くことです。
- 相手の課題に首を突っ込まない。
- 相手の課題に首を突っ込むのが自分の嗜癖だと理解する。
- 相手をコントロールしない。
- 相手をコントロールしようとするのが自分の嗜癖だと理解する。
これらが、共依存脱却のポイントだと思います。
「あなたはそう思うんですね」
こんな時に便利なのが、
「あなたはそう思うんですね」
というフレーズです。
相手がムカつくことを言ってきても、自分と異なる意見を言ってきても、相手の考えは自分のコントロール外なので受け入れるしかありません。
それを端的に表したのが「あなたはそう思うんですね」というフレーズです。
相手との間に一気に境界線が引かれます。
Iメッセージ⇒「なんで」「どうして」を禁止する
そして、私の考えを伝えるIメッセージ(アイメッセージ)も使えます。
「私はこう思います」と私を主語にすれば、私の主張を言うことができます。
しかし、簡単そうに聞こえますが、Iメッセージを使うのは至難の業です。
だいたい、「私は○○だと思います」なんて文章は不自然ですよね?
書く文章であればいざしらず、口頭では使いにくいです。
「なんで○○」「どうして○○」という言葉の方がはるかに使いやすいでしょう。
ということで、今回提案したいのは、「なんで」「どうして」を禁止するというものです。
その二つの言葉を使わないようにするだけで、コミュニケーションがだいぶマシになります。ぜひ試してみて下さし。
慣れてきたら、「だから言ったじゃん」の「だから」も禁止してみるとよいと思います。