渇望が出ないようにするのは困難

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渇望は無い方がいいので、無くしたいと願う人も多いと思います。

特に、依存症の治療を始めて間もない人にこの願いがあるのではないでしょうか。

どうすれば渇望がなくなりますか?という質問もよく聞こえてきます。

しかし、渇望はなくならないんですね。

依存症は脳の病気なので、脳内報酬系が壊れてしまっている関係上、どうしても特定の条件がそろってしまえばドーパミンが出る、すなわち渇望が生じてしまいます。

なので、渇望をなくす、という目標はなかなか現実的には上手く機能しません。

私たちにできることは、弱い欲望から大きい渇望になっていく(雪玉が斜面を転がりながら大きくなる様子に例えられることが多いですが)のを防ぐということです。

そのためには、急性トリガーに対処する必要がありますが、それは以前ブログに書いていました。

上のブログに書いてあるような対応をして、 弱い欲望から大きい渇望になっていくのを防いでみてください。

余談ですが、弱い欲望すら生じないように、トリガーを避けるというのも有効な方法で、行動療法と言います。

最終的に、依存症治療の目標は、「回復」であったり「とらわれない生き方」と紹介されることが多いです。

この 「回復」や「とらわれない生き方」というのには、私もまだまだ遠いところにいるので、偉そうに皆さんに紹介することはできませんが、

おそらく、「やりたい」「やりたくない」という両価性感情をどちらも小さくしていくことだと思います。

やりたくないし、やりたくないとも思わない。

つまり、「無関心」という領域なのかな、と私は考えています。

今日は、依存症治療の基礎的な内容でした。

たまにはこういう復習的なものも書いていきたいと思っています。

それでは今日はこの辺で。

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